遠い朝の本たち
2010年 02月 11日
著者は須賀敦子さん。
翻訳家でエッセイストの須賀さんの本を初めて読んだのが半年前。
本屋さんで偶然手に取った「コルシア書店の仲間たち」
続けて
「ミラノ霧の風景」
「ヴェネツィアの宿」
「トリエステの坂道」
「ユルスナールの靴」
を読む。
穏やかな文章から須賀さんの人となりが伝わる。
文字の間から浮かぶ情景。巧みな表現力は読む者をその場へ誘う。
須賀さんの作品は小説とエッセイ、両方の魅力を持つ独特の世界である。
2010年 02月 11日
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